在来きゅうりは苦いものが多い中、糠塚きゅうりは苦味も少なく歯切れがいいので生がおすすめ!今回は八戸と言えば夏が旬ホヤ!食べ物の中で唯一、五味があると言われるホヤとあわせました!ホヤは自分でさばかなくても生食用のホヤのむき身があるのでご安心を。毎年我が家の夏の風物詩的なメニューです。毎年苦手だった息子も『あ!これおいしいヤツだ!』と今年13歳にしてホヤデビューしました(笑)これが冷蔵庫に冷えていると夕飯がまちどおしくなります~~😋毎日食べても飽きない!在来種の種のまわりのとろみと瓜香が大切なんです💚お汁ごとすすって、たいらげてくださいね。八戸テロワール感じる最高の”命薬”ぬちぐすいを体験してみてほしいです。

愛菜クッキング♪ 今回の主役

糠塚きゅうり(青森県八戸伝統野菜)

  • 時代:江戸時代(青森県八戸伝統野菜)
  • 産地:青森県糠塚地区を中心とした地域
  • 生産者:水野 浩司さん(青森県八戸市)
  • 伝統野菜・在来種・自家採種(2014年より金濵さんより種を譲りうけて栽培と普及)
  • 旬:(7月〜8月お盆頃まで)
  • 特徴:歯切れの良い食感とみずみずしさがたまらない。在来種だが、苦味がすくなく生で食べるのがおすすめ。ツルの付け根の部分から4~5㎝がほんのり苦味を感じるが美味。

青森県八戸伝統野菜:糠塚きゅうり

材料

  • 糠塚きゅうり
  • ホヤ(むき身でも可)
  • 米酢
  • てんさい糖
  • 天然塩

作り方

  1. 米酢(3):てんさい糖(2)ほどの割合で三杯酢をつくる。塩はきゅうりとホヤから出るので仕上げに微調整。
  2. ホヤをさばく。プラス(+)とマイナス(-)に見える管があるので最初にプラスの管を切り落とす。 切り口からホヤ汁が出るので汁は後で使いますのでお皿にとっておきます。この汁が磯風味とうま味のもとです。初めてさばいた時は、ホヤ汁ブシャーっと洗礼を受けました(笑) ※ホヤのさばき方はいろいろな動画があるので参考に。
  3. ホヤの黄色い身についている黒っぽい内臓と糞などを取り除き、先ほどとっておいたほや汁につけておく。
  4. 糠塚きゅうりをうすくスライスして軽く天然塩でマリネする。水分と種のまわりからとろみが出てくるのを待つ。
  5. 3.4を三杯酢で和えて味をととのえたら冷蔵庫に冷やしてできあがり!

※ホヤの五味で塩味も甘味も変わるので、最後は自分の舌で微調整してくださいね😋

ポイント!皮も種もそのまま。種のまわりのジュレがポイントです!

ポイント!ホヤ汁はうま味の宝庫☆捨てないで~!

ポイント!冷蔵庫でひんやりすると猛暑に最高の贅沢☆

おてんばな 海のパインも 誘われて

きゅうり王子と あまいランデヴー

愛の野菜伝道師 心の一句

愛のやさい語り

あなたも、Let’s ベジませ!
愛菜クッキング~
👍

次回もお楽しみに。

投稿者プロフィール

小堀 夏佳
小堀 夏佳愛の野菜伝道師
野菜に魅せられ、全国津々浦々を駆け巡り、愛とWKWK♪ (ワクワク)をモットーに、野菜のトータルプロデュースを展開中。座右の銘は、「野菜(Yasai)には愛(ai)がある!」。日本野菜テロワール協会代表理事