ラワンぶき(北海道)
北海道(足寄町螺湾地区)
北海道足寄(あしょろ)町にそびえたつ巨大ふき。人より大きなラワンぶきを扱うのは大変な作業なのです。北海道だからこその大ぶき!ですがみずみずしく、ほんのり甘く優しい味。足寄町の人々のソウルフードです。北海道足寄町の東に位置する螺湾(ラワン)地区には、「日本一大きなフキ」として全国的にも有名な「螺湾(ラワン)ブキ」が自生しています。高さ3m、太さが10cm以上に育つ日本一大きなフキ!まるでトトロの世界のような、人間よりはるかに巨大なラワンぶき。コロポックルとは蕗の下の妖精という意味のアイヌ語があるほど。北海道の大自然が育んだ足寄町テロワールの賜物なのです。砂質の土壌と豊富な螺湾川の水資源、周辺の樹林によって、これほど大きく育つと考えられておりますが、雪解け水の減少や温暖化で毎年ラワンふきも減少しているため、絶滅危惧やさいのひとつです。生ぶきは6月2週間ほどのほんのわずかな時期のみ出荷。新もの水煮も7月いっぱいで作業がほぼ終わり、8月からは塩蔵の水煮へと作業もうつっていきます。
サラダやカルパッチョなどにも!また、煮物はもちろんのこと、パスタやおでんにも♪是非未来へ大切に食べ繋いでいきましょう!
生産者:鳥羽翔太さん他(2024年で10年目 親子3人でラワンぶき栽培と啓蒙活動をしている)JA足寄
生産地:北海道足寄町螺湾地区
自家採種歴:36年以上
面積:鳥羽さん(3反) JA足寄農協ラワンぶき保存会5~7件
生産時期:6月~7月
主な調理法:サラダ、天ぷら、煮物、キムチ、おでんetc
特徴
足寄町の螺湾(ラワン)地域に自生しているアキタブキの仲間で大きくなると高さ3m、太さが10cm以上に育つ日本一大きなフキです。雪解け後のふきのトウも巨大らしいです。食べたことはないとおっしゃっておりましたが、またその時期に見学に行って食べてみたいものです。
概要
大きく成長する原因は学術的には解明されていませんが、アキタブキの突然変異、盆地である足寄町の気候、火山灰による土質、雌阿寒岳の麓オンネトーを源流とするラワン川の成分が影響しているなど、複合的要因により足寄町でのみ大きく育っていると考えられているそうです。「ラワンぶき」は2001年10月に北海道遺産に選定されているため、苗や種の足寄町以外への持ち出しは禁止とされています。そして近年は積雪も減り、温暖化もあることから雪解け水や雨が減り、また労働力不足により年々ラワンぶきの出荷が減ってきております。
鳥羽ファミリーでラワンぶきを栽培し、啓蒙活動までしております
みずみずしいので、カットした直後から乾燥してしまうのでラワンぶきフラワーのような状態に!
海外からの研修生たちも一生懸命ラワンぶきの収穫作業をしていました!
いざ!1時間ほど奥地へ向かい自生のラワンぶき群生地へ!
ラワンぶき加工場も見学
ラワンぶきを楽しむポーズショット!
下処理の仕方
とにかく繊維質が多いので、表面の太い筋を手でつまんでとり(ピーラーだとラワンぶきの角がとれてしまうのでできれば手で“ふき愛”)、アクが少ないので下ゆでせず、そのまま料理展開へ!肉をつめる場合は生のままから料理する。通常のフキよりアクは少な目なのでお子様にもおススメ。
3.デキる!レシピ写真
ラワンぶきテロワール~コロポックル~
まるでトトロな世界”ラワンぶき”。未来へつながるといいですね☆
期間限定の新物!ラワンぶきの水煮はhttps://balloon.mirakuru-food.com/items/88400897 べジバルーンセットに追加購入可能です。
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